入社した頃は、ほとんど同じ条件だった。

同じような年齢で、同じように設備管理の仕事を覚え、同じように電験三種を取得するために勉強していた同期。それなのに、数年後に久しぶりに話をすると、年収が100万円以上違っていた。そんな話は、電気主任技術者の世界では決して珍しくありません。

「自分より優秀だったから。」
「もっと難しい資格を持っているから。」

そう思いたくなりますが、実際には違うケースも多いんです。
話を聞いてみると、資格は同じ。経験年数もほぼ同じ。違っていたのは、一つだけでした。

そう、働く会社です。

年収は、資格だけでは決まりません

電験三種や電験二種は、転職市場でも高く評価される資格です。
ただ、資格そのものが年収を決めているわけではありません。

例えば、同じ電験二種を持っていても、ある会社では年収550万円、別の会社では650万円や700万円からスタートすることがあります。

これは資格の価値が変わったわけではなく、その会社が技術者をどう評価しているかの違いです。

資格は入場券です。
その入場券を持って、どの会社で働くかによって、その後の収入は大きく変わっていきます。

「責任だけ増える会社」もあれば、「待遇も上がる会社」もある

電気主任技術者になると、責任は確実に大きくなります。設備を止めないこと、安全を守ること、法令を守ること。その責任に見合った待遇がある会社もあれば、「資格を持っているから任せるね」で終わってしまう会社もあります。

同じ資格なのに、責任だけが増えて給与はほとんど変わらない。
そんな環境では、どれだけ頑張っても年収は伸びません。

一方で、技術者を会社の資産として考えている企業は、資格や経験だけでなく、その責任に見合った給与やキャリアを用意しています。

年収が高い人ほど、「会社選び」に時間をかけています

転職で年収を上げた人は、求人票の給与だけを見ていません。
どんな設備を扱う会社なのか。昇給制度はどうなっているのか。資格取得後はどんな仕事を任されるのか。休日対応はどれくらいあるのか。

そうした情報まで集めたうえで、自分の市場価値を最も評価してくれる会社を選んでいます。

逆に、「今より少し給料が高いから」という理由だけで転職すると、数年後にはまた同じ悩みを抱えることになりかねません。転職で本当に変えるべきなのは、初年度の給与ではなく、その先のキャリアなんです。

五年後の差は、会社がつくる

考えてみてください。
毎年昇給があり、新しい設備を経験できる会社で五年間働いた人と、同じ設備を担当し続け、給与もほとんど変わらない会社で五年間働いた人。

資格は同じでも、市場価値は同じでしょうか。
おそらく違います。

経験の幅も、任される仕事も、転職市場での評価も変わります。そして、その差は次の転職でさらに大きくなります。

同期との差が100万円になるのは、突然ではありません。
会社選びの違いが、少しずつ積み重なった結果なんです。

その資格、本当に評価されていますか?

電気主任技術者は、いま多くの企業が求めている人材です。だからこそ、「今の会社だから、この待遇なのか」「市場全体でも、この評価なのか」を一度知っておく価値があります。

実際に転職した技術者の中には、仕事内容は大きく変わらないのに、年収が100万円以上上がったというケースもあります。もちろん、すべての人が同じように年収アップするわけではありません。しかし、自分の資格や経験を正当に評価してくれる会社へ移ることで、待遇が大きく改善することは十分にあります。

もし今、「責任は増えたのに給料は変わらない」「資格を取った価値を実感できない」と感じているなら、一度、自分の市場価値を確かめてみませんか。

リエネ・エナジーでは、電気主任技術者としての資格だけではなく、その先のキャリアまで見据えた求人をご用意しています。

あなたの経験が、もっと評価される会社は、意外とすぐ近くにあるかもしれません。